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塗料の選定

塗料の選定

すべての塗料は、『樹脂』、『顔料』、『溶剤』、『添加剤』より成り立っています。塗料を選定する各々の特性を知っていると塗料選びの役に立ちます。

樹脂を選ぼう

塗料の中身の項目で樹脂がありました。塗料を選定するとき、樹脂の性格を知っていると塗料の性能を知ることができます。なぜなら、塗膜の性能を支配する最大のポイントが『樹脂』と『硬化剤』だからです。樹脂の硬化には、次の2種類があります。

熱可塑性樹脂(チョコ型)

熱可塑性樹脂は水、シンナー等の溶剤蒸発、加熱のによって塗膜を形成する樹脂です。熱を加えるとチョコレートのように溶けることが特徴です。樹脂の特性がそのまま、塗膜のの特性になるので塩化ビニル樹脂、塩化ゴム樹脂のように分子の大きな樹脂を用いることが多い。

熱硬化性樹脂 (クッキー型)

熱硬化性樹脂は、何らかの科学反応によって硬化する樹脂です。
硬化後の加熱によって流動したり、溶解することがない。このことによって耐薬品性、耐汚染性、耐候性が向上し硬くて、強い塗膜となる。

一般的に分子量が小さいほうが溶剤に溶けやすい反面、塗膜の性能が低下する傾向にあります。大きい場合は、塗膜は強くても固形分が低くなります。塗料では通常、分子量が数万以下のものを用います。

当サイトは、建物系の塗装に特化したサイトのため、仕上げ剤に関しては『耐久性のある』熱硬化性樹脂 をお勧めしております。

最近、環境に与える影響を和らげるため『地球にやさしい』水性の樹脂の性能も上がってきましたが、同等レベルの塗料に置いてはまだ溶剤系の耐久力にはかないません。室内を塗る、アレルギー持ちの方にはお勧めできませんが、それ以外の場合はこちらを断然お勧めします

顔料を選ぼう

顔料とは『着色(隠蔽)』、『特殊機能』、『流動性を与える』、『タレ防止』、『膜厚調整』、『塗膜の機械的特性を向上』、『耐候性向上』する機能を持ちます。 顔料を機能別に分類すると、
加えることによって塗膜を強く、熱くする『体質顔料』、金属の下塗りに使われる『さび止め顔料』、色をつける『着色顔料』(鮮やかな色が可能な有機着色顔料、耐候性に強い無機着色顔料がある)、特殊な色彩を出す『フレーク顔料』がある。 特殊機能の説明は『特殊機能』を参照ください

溶剤を選ぼう

溶剤とは樹脂成分を溶解、希釈して適切な塗装粘度に調整し、均一な膜になるよう塗り広げるために大事な材料です。水溶性塗料の水、油性塗料のシンナーに当たるものです。一般的に化学構造が近いとよく溶ける傾向にありますが、これが早過ぎると塗膜表面に結露、発火する『ブラッシング』という現象を引き起こすので、中、低蒸発速度の
溶剤が使われています。最近では、光化学スモッグの原因となるトルエン、キシレンの規制から始まり、現在は全VOC(揮発性有機化合物)の規制がされている。

添加剤を選ぼう

添加剤とは、塗料に少量添加して要求する効果を発揮させる材料。
顔料に『特殊機能』を付ける働きがあったが、添加剤で与える機能は
塗料本来の働きを助ける性質の物が多い。例えば、顔料分散剤、増粘剤、沈殿防止剤、皮張り防止剤、たれ防止剤、レベリング材、硬化触媒、つや消し剤、擦り傷防止剤等がある。

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