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塗装業者選定でやってはならない事

塗装業者選定でやってはならない事

塗装業者選定でやってはならない事は以下のとおりです。
いずれかに、当てはまる場合は改善が早急に必要です。

[check]・時間をかけずに短時間で結論を出すこと
[check]・管理会社だけの見積もりだけで決めること
[check]・自社施工しないの業者を選ぶこと
[check]・見積合せを行わないこと
[check]・業者選定に基準がないこと

各々について、詳しく触れてまいります。

時間をかけずに短時間で結論を出すこと

塗装工事は、一分一秒を争う工事ではありません。『雨漏り』等は緊急を要するかもしれませんが、これも最悪応急措置をした後、じっくりと業者選定を行えばいいので、焦らず疑問点があれば、それを解決する前には発注しないくらいの慎重さが必要です。

管理会社だけの見積もりだけで決めること

管理会社は、平たく言えば『丸投げのプロ』です。清掃は『清掃会社』、エレベーターは『エレベーター管理会社』、塗装は『塗装業者』へ丸投げを行い、その中間マージンが利益となっています。

軽微な少額の修繕等は、オーナー様の手間を省く為に任せてもいいとは思いますが、数年に一回の高額の修繕、改修工事には一社だけ、しかも管理会社だけの見積もりだけで業者を決めるのは危険です。

自社施工しないの業者を選ぶこと

これは、『小規模収益物件の特殊事情』でも触れましたが、自社施工を行わない業者は、下請けに丸投げを行いますので、中間マージンが発生します。せっかく管理会社の中間マージンをカットできたのですから、この中間マージンもカットしたいものです。

自社施工する業者には、必要な機材、人材、資格があります。これに加え、実績等も考慮に入れ選ぶことが大切です。

見積もり合わせを行わないこと

自社施工する業者を見つけても、すぐに注文を出すことは控えたほうが無難です。確かに、『中間マージン』はないでしょう。ただ、『競合』がないので、まだ、コストダウンの要素があるのです。

これは、という塗装業者を見つけたら、見積もり合わせであることを話した上で、見積もりを依頼すると価格競争力のある見積もりが期待できます。

また、お断りの際の理由も明確に出来ますので、当初から相見積もりを前面に出した上での相見積もりをお勧めします。

業者選定に基準がないこと

相見積もりを取ると、どの業者も注文を取ろうといい見積もりを持ってきます。価格は大切は要素ですが、これだけが絶対の基準ではありません。耐久性、保証、実績、自社施工、所在地、創業年等を基準にするのも一手法です。

『安い』、『チェーン展開』、『施工実績数』を強調する業者は要注意です。当サイトの基準は、『職人』がそうでないかです。

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