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施工例

施工例

 
『塗装見積もりお助け隊』経由で塗装工事を行ったお客様の工事を紹介致します。今回の塗装工事は、お客さんの要望+αの丁寧な塗装工事用語がわからない方にも解説も致しましたので御覧ください。

塗装工事工程

塗装工事の工程は、
1)足場組み、養生
2)高圧洗浄
3)下地補修、ケレン
4)下塗り、中塗り
5)仕上げ塗り
6)足場撤去、養生シート外し
のように行なっていきます。以下の写真は、当『塗装見積もりお助け隊』を通じて塗装工事を行って頂いたお客様の写真です。
(上記は一例です。施工内容は塗装業者さん、施主さんとの打ち合わせにより決まりますので、詳しくは業者さんに相談ください)

足場組み、養生

塗装をする建物の周りに、塗装職人が塗装作業をするための作業スペースを作っていきます。屋根の勾配が急な場合屋根の上にも足場を組むことになり、費用が高くなる場合もあります。

次に、養生シートで足場を囲っていきます。これは、高圧洗浄、塗装により塗料が飛び散るので、その塗料が外部に飛び散らないようにビニール状のシートで遮断するためです。

高圧洗浄

外壁、屋根に付いた塵、汚れを除去するため高圧洗浄を行います。汚れが軽微な場合は薬剤を使わずに水だけで行います。今回は、汚れが多かったため、SKクリーナースーパーという薬剤####を使い、『中程度の汚れ』(20倍)の設定で薬品をローラーで塗り汚れを浮き上がらせてからの100~150気圧のジェット洗浄(高圧洗浄)になりました。

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屋根の汚れがひどい場合は薬剤を使います

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ローラーを使って薬剤を塗っていきます

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高圧洗浄で汚れを吹き飛ばします

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こんなにキレイになりました

下地補修、コーキング

今回のお客さんは築10年のお宅で外壁がサイディング仕様(*1)、コーキング(*2)の打ち直しを行う、多くの場合『打増し』(*3)をしているが、今回はプライマー(*4)を塗布した後『打ち直し』(*5)を行った。

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コーキングを取り除いていきます。

通常は取り除かず、追加していきます

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コーキングを取り除いていきます。

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プライマーを塗っていきます

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変性シリコンを充填しています

【注】
(*1)外壁に張る乾式の板状の外装材の総称。工場で生産された製品が一般的で、耐火性や耐久性などに優れている
(*2)外壁はサイディングボードを複数並べて使います。サイディングボードとサイディングボードの隙間を雨水の侵入を防止するためゴム状の樹脂を流し込んでいきます。この樹脂をコーキングといいます。
(*3)『打ち増し』とは、従来のコーキングを排除せずに、その上からコーキングを盛るように追加する方法、工数が少なく、コーキングの量が少なくて済む
(*4)『プライマー』とは、アルミ素材に対応した下地処理に使う下塗り材です。今回はアルミ部分以外のも接着を確実とするため使用した。外壁の下塗りに使うシーラー、人間のお化粧の乳液に当たるものです。
(*5)『打ちまし』とは、従来のコーキングを排除して、再度新しいコーキングを注入する。『打ち増し』より工数もコーキングの量も多く必要だが、確実に耐朽性が上がるので費用は掛かりますが『打ち直し』を強くお勧めします。

●『打ち増し』、『打ち直し』どちらがいいか? を考える前にそもそも『なぜ、コーキングが必要か?』を考える必要があります。

木造住宅は木の歪みで動きます。そして、それを吸収する事ができないと割れてしまいます。モルタルの外壁が割れているのは、硬い材質で歪みを吸収できなかった結果なのです。

サイディングの継ぎ目にコーキングの様な軟らかい材質で埋めるのはこの歪み対策なのです。このコーキングが割れているのは極論すればコーキングが無いのと同じです。ここに薄くコーキングを塗った場合、新規に打ち直しをする場合の数分の一しか有効なコーキングがない状態になります。

『なら、割れている場所のみ打ち直し、その他は打ち増し』と考えてしまいますが、次の塗装の時までは持たないので取り替えないと後数年後には、割れると上記と同じ状況になりますので、当サイトでは打ち直しをおすすめしています。

下地補修 外壁

外壁の下地が傷んでいる場合は補修してから塗装を行います。今回クリア系塗料(*6)を使うため、補修後調色(*7)して塗装を行いました。

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補修した直後

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調色して外壁と同じ色の塗料を作り塗装しました。
サービス作業で対応して頂きました。

(*6)クリア系塗料とは、無色の塗料です。サイディング外壁のデザインをそのまま活かすことができます。この為、今回外壁の補修の際補修した後、外壁の色に合わせて上塗りをする必要がありました。
(*7)調色とは、塗料を混ぜ合わえて必要な色を作り出す作業、この場合は外壁の色に合わせ作りました。

屋根スペーサ(*8)挿入

今回の屋根はスレート(*9)、単純に塗装をしてしまうとスレートとその下のスレートの隙間を塗料がふさいでしまい、塗装前はこの隙間より雨が外部に排出されてた機能を無くしてしまいます。そうなると最悪の場合、雨が屋根の内側に染みこんでしまいます。そして躯体を腐らせる事になります。それを防止するため『縁切り』(*10)という作業が必要になります。

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スレート間の隙間を確保するためタスペーサという器具を挿入していきます

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スレート間の隙間を確保するためタスペーサという器具を挿入していきます

(*8)スペーサとは、スレート屋根板間に挿入することによりスレート屋根板間の雨水を排出する隙間を確保することを目的としたを三角形の部品です。
(*9)スレートとは、現在住宅の屋根に一番多く使われている屋根材のこと。商品名から一般的にカラーベストとも呼ばれる。多くは
セメントに繊維材料などを混合して工場生産された材料で作られ平板状をしている。これを何枚も積み重ねて屋根としている。
(*10)縁切りとは、塗装によりスレート屋根間に詰まった塗料を取り除き隙間を確保する作業。スペーサはこの隙間を作るために行います。これをしない場合、毛細管現象(*11)により雨水を吸い上げてしまいます。 動画で詳しく説明しているサイトを紹介します。http://bit.ly/eUGeTI
(*11)毛細管現象とは、圧力差がある空間が細い管のようなもので接続された場合、圧力が高い方に圧力の低いが吸い寄せられる現象、スレート屋根の場合はスレート屋根の内側の方が圧力が高く、雨水が吸い込まれる、そして表面張力(*12)の力で中へと吸い込まれてく現象。
(*12)表面張力とは、物質を構成する分子通しがお互いを引き付け合い、最小の形になろうとする現象のこと。雨水の場合、球状が最小の状態で、雨水の一部ががスレートの内側に引き込まれる(最小の状態でなくなる)と最小の状態に戻ろうとして更に内側に入り込んでいくという表面張力が働く。

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オレンジ部分は塗膜、何も対策をしないで塗装した場合、スレート1,2間を埋めてしまっているので一旦入った雨水が外に出なくなってしまう

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スレート1,2間に赤のスペーサを入れることにより雨水を排出する隙間を作る

目荒らし

下塗りの前に下塗りの塗料の接着面積を増やすために塗装面表面に凹凸を設けて粗く仕上げる作業です。

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屋根 さび止め、下塗り、中塗り、仕上げ塗り

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下地調整後エポキシさび止め塗装

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スレートにシーラー(下塗り材)塗装

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中塗り後、破損部シール材を充填補修

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仕上げ塗り

外壁2回塗り塗り

超低汚染弱溶剤形アクリルシリコン樹脂クリヤー工法、下地処理の後2回塗りを行っていきます。

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外壁、屋根以外の箇所を塗装

住宅塗装は、外壁、屋根だけの塗装ではありません。その他の箇所の塗装をしなくてはなりません。見積書で確認すべき大事な事に『塗装する場所はどこか?』があります。雨樋、破風板、鼻隠し、雨戸、軒天、水切り等が含まれていることを確認して下さい。

中には、これらをわざと含めない安い価格で注文を取り、後で追加工事の名目で高い工事料金を請求する塗装業者もいますので注意が必要です。一般的に外壁、屋根以外の箇所を材質により総称して『鉄部(てつぶ)』、『木部(もくぶ)』と呼び見積書にもこのような記載があることもありますが、具体的にどの部分かを記載してもらったほうが間違いはありません。

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専用プライマー(下塗り)で塗装します。

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専用プライマー(下塗り)で塗装します。

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仕上げ用シリコン系塗料で2回塗りします。

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仕上げ用シリコン系塗料で2回塗りします。

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窓枠部分、仕上げ用シリコン系塗料で2回塗りします。

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ベランダ部分、仕上げ用シリコン系塗料で2回塗りします。

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雨樋、仕上げ用シリコン系塗料で2回塗りします。

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軒天、仕上げ用シリコン系塗料で2回塗りします。

完成

足場を撤去し、養生シートを外して完成。延23日間の塗装工事の完成です。今回は、下地補修の工数が多く通常より時間を要しました。

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足場を撤去しています

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塗装工事の完了です

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サービスで塗装をしてもらいました。塗装前

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サービスで塗装をしてもらいました。塗装後

その他の施工例

『塗装見積もりお助け隊』にご加盟頂いた塗装業者さんが手掛けた案件の写真です。
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