可視光線の波長と色の関係
可視光線の波長と色の関係
『音』、『光』、『電波』はそれぞれ別のものと思われていますが、『周波数の異なる電磁波』という点では、皆同じグループに属する仲間なのです。 塗装で関係する『色』も光を当て、その反射するある特定の電磁波の波長の違いにより『色』を感じているのです。
人間の目に『色』と認識される範囲の光を『可視光線』といい360nm~780nmの電磁波を指します。それより低い電磁波を紫外線、これより高い電磁波を赤外線と呼びます。
塗料は、その成分である『顔料』が反射される波長帯の色が顔料の色となる。白色顔料は、すべての波長帯に付いて吸収されず反射率が高い、その逆に黒色顔料ではほとんど吸収されて反射率が低い。
潜水艦との通信に使う超長波は紫外線の一種、携帯電話の通信に使われる電波は赤外線の一種ということが出来ます。